どうも、話題のSES業界に身をおく者です。
・人生の落伍者
・低賃金のみで社会的に去勢された男
・毎月通勤時間に80時間かけて、仕事よりも満員電車のマナーとルールに詳しい男
などなどの異名を持つ私です。
この度、今回の人生においては失敗してしまった就活について、
悪い企業を見破るためのコツを、これからの人生を生きる人にお伝えしたいと思います。
私を反面教師にしてみなさんは楽しい人生お歩み下さい。
ブラック起業を見破る12の条件
勤務地が「東京都23区内など」だ。
→自分の会社で価値あるサービスやモノも生み出せない会社なので、
価値あるサービスやモノを生み出す会社様に派遣されるお仕事です。
正社員採用であっても、やっていることは派遣社員です。
またプロジェクトごとに現場移動する客先常駐と言われる形態のため、
勤務地が一か所に定まらないためにこのような記載が行われる。
年間休日日数が120日未満だ。
→完全週休二日制であれば土日祝日はお休みとなります。
さらに正月休みや夏休みが取得できるのであれば年間休日日数は120日以上となります。
人間らしい生活を営む必要があるならば年間休日日数120日未満の会社には関わらないことです。
労働基準法によれば1週間に一度の休みを与えればよいことになっています。また、
月のいずれかの週で二日間の休日を与えれば、会社側は「週休二日制」を名乗ることができるようになります。
私のいた会社は週休二日制でしたが、「4週6休」という制度のため、毎月2日の土日いずれかの休日出勤(無給)がありました。
企業の提示年収が「3**万円以上~***万円」だ。
→年収300万円って掲げるところに入ると、月々の手取りか手取りが16万円ぐらいだと思ってください。
いや15万円でした。
年収400万円以上もらえることで、ようやく手取りが300万円ほどになります。
それでどうにか人間らしい生活を送れるようになるのでしょう。
額面年収300万円では吉原に遊びにいくことなどできません、せいぜい大塚です。
人間らしい最低限の生活を送りたければ、人間らしい給与を出す企業に応募しなければなりませんので、
最低400万円以上、できれば500万円以上の会社に入りましょう。
手書きの履歴書を求めてくる。
→エンジニアの職務は、最新のIT技術によるによる課題の解決策を提供したり、業務を効率化することです。
それだのにIT企業を名乗っているくせに面倒な手書きの履歴書を要求してくるような会社はまともではありません。
入社してもメモリ4GB以下で解像度WXGA以下でSSDなんて未搭載の場合の低性能ノートPCを与えられて仕事をします。
作業内容はテキストの内容をエクセルに張り付け続けたり、スクショ取ってはエクセルに張り付けたり、エクセルのフォーマット直したりで、エンジニアのスキルは向上しません。
なぜ手書きの履歴書を請求してくるのか?それは違法人材派遣を行うSES企業にとっては丁寧な字で企業間面接用の履歴書を書いてくれる人が欲しいからです。
皆勤手当がある
→皆勤手当は基本的に社員全員みんなが平等にもらえる手当です。
万が一に病気で会社を休んでしまっても、休みの日には有給休暇を使用することで、皆勤手当は社員全員の誰もが当たり前に貰えるような手当です。
なぜブラック企業は皆勤手当てを出すのかというと、賞与の支給額を大きく見せたいからです。
基本給の外に皆勤手当があることで、基本給を極限までに抑えて社員を苦しめながらも
対外的には「うちは基本給×5.5ヶ月のボーナスを支給しています!」とか言えるようになります。
ちなみに、私は以前に「基本給10万円、技能級10万円」という会社にいました、ボーナス2か月分で20万円です。ちなみに業績が悪いなどの理由でボーナスもらえなくなり辞めました。
面接がスーツだ。なんなら会社で働く男性社員は全員スーツだ。
→彼らは、みなさんが思い描くなりたいエンジニアではありません。
自分の会社のために、自分の会社のシステムを作っている人達は、私服で働けます。
なぜこの蒸し暑い日本において非効率で非経済的なスーツの着用行うのか、またスーツ着用を義務化しているのか、
それは『お客様の会社に納品するためのシステムを作る』人達だからです。
エンドユーザ様と呼ばれる「価値あるサービスや、価値あるモノを作る」会社様に平身低頭あたまを床にこすりつけて靴を舐めるからスーツ姿で隷属度をお伝えする必要があるんです。
スーツを着ている人たちはキラキラ輝く技術で世界を変える人達ではないです。
もし貴方がエンジニアとして働いたときに、スーツ姿で自社ではない別の作業場所に行けと命令された時は、
同じテーブルを使って肩を並べるスーツ姿のエンジニア方は、隣の人の名前もわからない、全員別の会社から飛ばされてきたマージン搾取された偽装請負のSESかもしれません。
使っている端末がDELLだ。
→Windowsだからってわけではありませんが、安かろう悪かろうのDELL製PC使っているとこは避けましょう。
SES地獄に住む亡者達は、WXGA「1366×766」の低解像度のモニタで、メモリは4GBしか積んでいない場合が多いです。
ツールに投資できない会社が、社員に投資できるはずもなく、使い潰す前提でこき使われて、燃え尽き、気づけば何も出来ない無能な年だけ食ったおじさんになってしまいます。
社員数の割に、社内にいる人が少ない。
→200人規模の会社で、社内に自席がある社員が50人もいなかったらブラックです。
その他の150人は、自分の会社に戻ることもほとんどないままに、中抜きマージンを7割程度搾取されて、生涯貯金もできないでしょう。
女性が少ない
→生理休暇や育休を与えたくない会社は、よりこき使える男性社員を多く採用します。
ここまでの説明してきたブラック企業の条件に該当はしない会社だったとしても、
異常なスメハラ、セクハラ、パワハラの社員が野放しされて女性社員が離脱した可能性があります。
「勉強会は業務時間外の定時後、または土日祝日に自社で行なってあげてます。なんと参加費は無償で!」とかPRしている。
→自主参加なので残業代はでませんでした。
すごくまともな会社は就業時間中に勉強会を行うそうです。
もちろんお給料がその間もでるそうです。
すごいなにそれ。
試用期間中は減額する。
→社員への投資はしたくない、社員の生活など知るかといったサイコパス企業は行います。
ブラック起業を見破る12の条件
最後に。
クソブラック会社は人材も糞が集まるので、スメハラ、セクハラ、パワハラは当たり前に行われます。
「〇ねよお前」「つっかえねーなお前」「ここで通用しなかったらお前はどこでも通用しないよ」「バ〇なの?」などを言っているの聞いたり、言われたり。
また、最低限の教育を受けてこなかった人が多いため、
クシャミや咳をする時は口を手でおさえるという当たり前の動作すらできない人も多いです。
テーブルも大変に狭い空間を共有するために、目の前のおじいさんがしたくしゃみの唾液でプリントがびっしょびしょになったりともう潔癖症なら卒倒します。
また、劣悪な労働環境に送られることが多く、私自身もエアコンの空調からカビとホコリ臭いにおいが常時発せられる環境に飛ばされましたが、案の定体調不良が連鎖的に頻発し常にパンデミックがおこっていました。
これから入社を目指す方へ、
地獄の釜はいつでも蓋が開いているので入りやすいです。
ぬるま湯だと思って長居すると骨の髄まで溶けて吸われてしまいます。
資格も大事ですがなによりも実務経験を求められるので。
IT未経験の人にはSESや派遣はありかもしれません。
私は3年のニート生活後に無事にエンジニアとして働くことができました。
以上。