私の職は多重下請け構造の下のした、
下水管や躯のさらに下で落ちてくる「滴」を拾い集めて生活しているエンジニアです。
仕事自体は、多重下請け構造の末路なので、
「○○やっといて!」「○○作っといて!」「○○って大丈夫?よろしく」っていう感じで、
上はお給料だけはいっぱいとって、仕事は洪水のごとく投げつけてくるわけです。
そんな仕事をしているエンジニアの私はスーツで働いています。
男性はスーツ以外禁止です。
女性は私服でもいいそうです。
夏でも偽ティンバーランド履いてる部下がいるので間違いありません。
エンジニアって革新的技術を扱うスペシャリストだから私服でもいいイメージがあった。
しかし実際には私のような無能社畜もいるので、無能の烙印としてスーツを着せるのかもしれない。
しかし、昨今の男女平等がうたわれるなかで、
LGBTの男性性を持った人はどうするのだろう?
自分らしい恰好など許されれずにスーツで働く道を選ぶのだろうか。
私服が許されないのにエンジニアって、なんだかとっても時代遅れでダメダメな気がする。
そろそろNもFそろって潰れてくれな…しわよせがあるのは下請けだけでした。