自分が全く理解していない資料を顧客達の前で報告した話
相手が気遣ってくれて、
お客様のほうが詳しく知っておられる資料なので、
説明もせずに、俺は、俺はっ!
■経緯
ビジネスパートナーさんしか作れない属人化され続けている謎の資料を受け取った。
説明を受けたが、やはりよく意味はわからない資料だ困った。
説明を求めて回答してもらって一旦理解したが、理解しきれておらず何言ってるのかわからず頭に何も残らなかった。
そしてお客様の前でその資料を、お客様の人数分印刷したのを配った!
どりゃっ!
口から「えーでは、12月分の…」とそれっぽい事を言ってみた。
続きがでてこなかったし、
説明も多かったので、
俺は黙った。
もうわけのわからない資料の説明など出来るわけが無いのだから、しない事にしたのだ。
「では、お手数ですが、Aの資料とBの資料をにらめっこして見比べて正しい事をご確認ください!」
その言葉を最後に俺は口を閉ざした。
目には涙が溜まっていた…。
お客様が「あっ…(察し)」といった感じで時間が過ぎていく。
自分の無能さに泣けてくる。
転職したらよくなるのか?
わからんけどもこの仕事向いてないんだと思う。
何で顧客向け説明会で、地蔵みてーに黙りこくって、涙が零れないように天井見上げなきゃならないんだよ。
俺は何なんだよ。
笑えた。泣けた。